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ハナモモの手入れや剪定

ハナモモとは

  1. ハナモモは、花を観賞するために改良されたモモです。
  2. サクラの花の咲く時期に前後して開花の最盛期を迎え、あでやかなピンクや赤、白の花が春の庭を彩ります。
  3. 樹形には立ち性、枝垂れ性、ほうき立ち性があり、狭いスペースにはほうき立ち性、広い場所には立ち性や枝垂れ性など、場所に適した樹形を選ぶことができます。

種類

矢口

ピンクの八重。切り花としても用いられる。

照手紅

ほうき立ち性で狭いスペースにも植える事が出来る。紅色大輪花。

照手白

ほうき立ち性で狭いスペースにも植える事が出来る。黄色がかった白色大輪花。

キクモモ

細長い花弁が重なった様子がキクの花のように見える。

栽培環境

  1. 庭植えは、十分なスペースを確保できる、日当たりと水はけのよい場所を選んで植えつけます。
  2. 日陰に植えつけると枝が徒長し、花が咲きにくくなるので注意してください。
  3. 土質は特に選びません。強風によって枝が折れたり、倒れたりするおそれがあるので、強風が直接当たらない場所を選んでください。

水やり

7月から9月中旬の高温期には、極端に乾燥しないように、朝か夕方に地面にしみ込むまでたっぷりと与えます。ほかの時期には必要ありません。

肥料

2月から3月の落葉期に、緩効性化成肥料や有機質肥料(油かすなど)を施します。また、苗木のうちは花芽ができたあとの9月にも同様の肥料を施してください。

病気と害虫

病気:縮葉病、灰星病、せんこう細菌病

  • 縮葉病は、新葉が縮れたようになります。
  • 灰星病は、花が腐って褐変します。見つけしだい、花を取り除きます。
  • せんこう細菌病は、葉に茶色の斑点ができ、後に穴が空きます。秋に感染した菌は越冬し、春から夏に発生します。病斑のある葉を切り取り、発生初期に薬剤を散布します。

害虫:カイガラムシ、アブラムシ

  • カイガラムシは一度発生するとなかなか根絶できないので、数年間は継続して防除する必要があります。
  • アブラムシは4月中旬以降に発生するので、見つけしだい防除します。

植え付け

植えつけは厳寒期を除く落葉期に行います。適期は11月から12月、または2月から3月です。成長が早く、小さな苗木を植えつけてもすぐに大きくなります。
深さ、幅ともに根鉢の大きさの2倍程度の植え穴を掘り、腐葉土を植え土の1/3ほどすき込んで植えつけます。モモの仲間は同じ場所に再度植えつけると忌地現象を起こすので、植えつけ場所を変えるか、客土をしましょう。

剪定

樹形を整え、花を数多く咲かせるため、また、木の大きさを制限するためには、剪定が必要です。

  • 春の剪定は花後なるべく早い時期、新芽が伸び始める前に行います。新しい枝が複数伸びるように、花の咲いた枝の基部の2~3芽を残して剪定します。剪定時期が遅れると、新しい枝の生育が遅れ、花芽ができにくくなります。
  • 8月以降には花芽ができているので、落葉期の剪定は、枯れ枝や重なった枝を切る程度にします。「ひこばえ」や、主幹から芽吹いた小枝は見つけしだい、切り取りましょう。

宮原福樹園より

ハナモモは実を食べるのではなく花を楽しむことが目的ですので実はとても小さく食用には適していません。庭植えとして多い品種の源平桃は紅白に咲きます。

販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。

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