カイヅカイブキ(貝塚息吹)の手入れや剪定方法

■特徴

  1. 高さ10mぐらいに成長します。葉は美しく、刈り込みに堪えます。

  2. オリーブは銀葉が美しく、芝生の広い、洋風の庭に合います。果実は苦くて生食はできませんが、塩漬けやバージンオイルを楽しむことができます。

  3. 潮風や大気汚染に強く、耐寒性もあるので、広く生垣などに使用されています。植木としては、玉仕立てなども出来ます。

  4. 刈り込みなどの手入れをしないと、側枝がらせん状に回りながら、幹に巻きつくような樹形になります。枝の先は、北を向く傾向があります。


※写真はクリックすると大きくなります。
剪定前

剪定前

剪定後

剪定後

カイヅカイブキ(貝塚息吹)の手入れ

剪定前

カイヅカイブキ(貝塚息吹)の手入れ

剪定後

栽培環境
日当たりの良い場所を好みます。日当たりの悪い場所や日陰は枝が枯れやすく生育も良くないので適しません。また、大気汚染や潮風に対する抵抗力は強いですが、強い風が吹く場所では葉が傷むので気をつけましょう。

水やり
真夏以外は極端に乾く場所でなければ水遣りは不要ですが、カイズカイブキは水切れになって枝が枯れこむと、見栄えが悪くなり、仕立て直すのも難しいので、注意しましょう。

肥料

  1. どちらかというと肥料をほしがる植物です。年に2~3回、株もとに化成肥料などを施します。

  2. 肥料が少ないと小枝が枯れ込む原因となります。小枝が枯れ込むと枝葉の密度が低くなり、透けたような感じになってしまいます。

  3. 肥料が効くと枝葉の伸びが良くなるので、こまめに芽先摘みの作業を行って樹形を整えましょう。9月初旬と1月下旬に行います。

  4. やや窒素分多めの化成肥料や堆肥などを枝先の真下からやや外側に環状に施肥します。
    生垣などでは内側の枝先の真下からやや外側に線状に肥料を埋め込んでください。


病気と害虫
<病気:赤星病>
1、赤星病は枝などに寄生した菌が5月~6月、雨の降った後にふくらんで寒天状の太い突起物になります。
2、そして風などによって菌がばらまかれます。
3、カイヅカイブキではこれ以上何も起こりませんがこの菌がナシ類に伝染し、発病すると大きな被害となります。ナシ園の近くに植えるのは望ましくないです。
4、発生初期なら薬剤の散布である程度効果が望めます。

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<害虫 カイガラムシ ハダニ>
カイガラムシやハダニは発見次第薬剤を散布して駆除しましょう。

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植え付け
3~5月、9月~12月が適期でしょう。植穴を大きめにほり、堆肥か腐葉土をすき込んで、やや高植えにします。窒素肥料がやや大目の方が、枝葉が茂って、葉の色もよくなります。

剪定
カイズカイブキはその緑の美しさが大事ですので、適宜、整枝を行ってください。

  1. 一番簡単なのは、小さな芽が樹形からはみ出したときに、すぐ手で芽摘みをすることです。頻繁に芽摘みを行っていれば樹形を美しいままに保つことができます。カイズカイブキの芽摘みは季節に係わらずいつでもOKです。

  2. 10cm以上に芽が大きくなって手でちぎれなくなったらハサミで芽を切ります。ただし、30cm以上の小枝になるまで放任してしまったら、枝の付け根から剪定バサミか鋸で切ります。先だけ切ると、新しい芽が出ずに、その部分に穴があいてしまいます。 1本の小枝だけでしたら、まわりから少しずつ寄せていくと、次第に穴がわからなくなってしまいます。

  3. カイズカイブキで一番困るのは、枝が枯れこんで穴があくことです。一度に穴を埋めようとしてもうまくいきません。穴のまわりの枝を盆栽などの要領で、盆栽用針金などを使って少しずつ穴の方向へ誘引していきます。すると、穴の開いた方へも枝葉が茂って、穴が塞がるでしょう。

  4. カイズカイブキは下枝が全部枯れこんでしまったときが一番むずかしいです。カイズカイブキは枯れた所からは芽が出ませんので、あきらめて新しい株に更新するか、 1本仕立ての場合はスタンダード仕立て風に仕立て直すしか方法がありません。

  5. カイヅカイブキの「葉」が針のようにとがって生える場合があります。 これは「先祖帰り」というのですが、こうした「葉」が生えてしまうと周りの「葉」が弱ってしまいます。 そうならないためにも、剪定を行うときは、たくさん枝を切らないように定期的に刈り込みます。

カイズカイブキの葉

カイズカイブキの葉

生垣

生垣

自然樹形

自然樹形

宮原福樹園より

お庭や街中でよく見かける木です。正しくお手入れを行えば、とても美しく、育て方も比較的簡単なのでおススメの植木です。

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