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ビワ(枇杷)の手入れや剪定

ビワ(枇杷)とは

ビワの名は果実の形が楽器の琵琶に似ているために付けられたといいます。
ビワは無農薬でつくれる家庭向きの果樹です。伸びるにまかせておくと、背が高くなりますが、整枝で低くつくることもできます。栽培にあたっては、耐寒性を考慮する必要があります。
幼果期に-3℃以下の低温に遭遇すると、胚珠(若いタネ)が死滅し落果します。したがって、最低気温が-2℃以下になる地域での栽培は無理があります。寒害の心配がある地域では、‘田中’など耐寒性の強い品種を選びます。

ビワ(枇杷)の手入れ
ビワ(枇杷)
ビワの実
ビワの花
ビワの葉

花言葉

「温和」「治癒」「あなたに打ち明ける」

種類

茂木

樹勢は強く、直立性。果重は40g程度。酸味が比較的少なく、
品質がいいので、日本で最も栽培が多い。耐寒性は、「田中」に比べると弱い。
熱期は長崎県で5月下旬から6月中旬。

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田中

樹勢は強く開張性。果汁60~70g程度。「茂木」に次いで栽培が多い。
完熟直前まで酸が多く、早取りすると酸味がやや強い。熱期は「茂木」
より10日くらい遅い。

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長崎早生

樹勢は強く直立性。果重40~45gで食味がよい。熱期は「茂木」より10日
から2週間早い。早生品種の中では開花期が遅く寒害を受けにくいが、「茂木」
に比べれば寒害を受けやすいので、敵地に限られる。

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剪定

花が咲いているうちに剪定を!

剪定を花が咲いている11月~2月ごろに行います。ビワは、今年延びた枝に「花芽」が夏ごろになってつきます。
ビワが、大きくなりすぎないようにするには、枝が伸びる前に短い枝を残しつつ調整していくのがよいでしょう。

10月~11月頃、摘房を行います。開花直前に勢いのない枝の花房を取り除き、咲かせないようにしましょう。
同時に摘蕾も行います。実が1センチくらいになったら、摘果を行います。 袋賭けをすると果実が汚れなくてすみます。

日陰には植えない!

日光が良く当たり、風通しもよく暖かい場所に植えると、おいしい実がつきやすくなります。 収穫後の御礼肥、寒肥を与えましょう。

栽培環境

日光を好むので、日当たり良好な場所を選びましょう。

水やり

庭植えの場合は、品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。

肥料

庭植えは、2月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施します。

病気と害虫

庭先では、問題になる病害虫はほとんどありません。

病気:がん腫病、灰斑病など

葉に淡褐色の斑点ができます。

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害虫:モモチョッキリ(モモチョッキリゾウムシ)など

果実に穴をあけますが、早めに袋かけをすれば問題ありません

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植え替え

適期は2月から3月中旬です。
根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で、生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。

剪定

ビワは11月~2月頃に小さな花をつけ、6月~7月頃実を付けます。

  1. 剪定は花の咲いている時期に行います。
  2. ビワはその年伸びた枝の先に、夏に花芽がつきます。車枝状に枝が伸び、ビワの花芽はその中央にある短い枝の先に多くつきます。
  3. 四方に出ている枝のうち、中央の短枝と方向のよい短めの枝を合わせて3本程残し、後の長い枝は切り取ります。
  4. 成長のよいビワの木はグングン樹高が高くなります。大きくなりすぎるのを防ぐ為には生長してから枝を切るよりも、伸びる前に小枝を調整した方が楽に出来ます。
  5. 大きくなりすぎた場合は強剪定で小さく出来ますが、切った枝には3年程実がつきません。

宮原福樹園より

ビワの葉は薬!古くから健康に良いとされ、直接幹部に貼ったり、煎じたりお酒にして飲むそうです。
販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。

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