ウメ(実ウメ)の手入れや剪定

■特徴

  1. 実ウメは花も実も楽しめ、育てやすく、ほとんど無農薬でつくることができるので、家庭にオススメの一つです。

  2. ウメには花ウメと実ウメがあり、それぞれたくさんの品種がありますが、花も実も楽しむには実ウメの品種の中から選ぶのがよいでしょう。

  3. 地方でよくなる品種があれば、それらを選ぶのもよいでしょう。

  4. 気候、風土により、果肉や皮の厚さ酸味などが微妙に異なるのですが、概して温暖地方の梅は皮が薄く、寒冷地方は固めです。

種類
●白加賀
東北南部や関東地方を中心に栽培され、最もポピュラーな品種。やや大きめの中粒で梅干しに向きます。
●甲州最小
大きさは普通の梅干しの種位で、小梅の代表品種。小粒ながら形が良く淡緑色をしています。小梅のカリカリ漬けに最適です。
●豊後
杏との交雑種で粒が大きいのが特徴。東北から九州の広い地域で栽培されています。

栽培環境
日光を好むので、日当たり良好な場所を選びましょう。

水やり
品種や土質にもよりますが、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要です。

肥料
7月に有機質肥料か速効性化成肥料を元肥として施します。また、結実が多ければ、4月に速効性化成肥料を追肥します。

病気と害虫
<病気:黒星病、ウメ潰瘍病など> 
1、黒星病は、果実に黒い斑点ができることで知られる病気です。
2、ウメ潰瘍病も一見、黒い斑点に見えますが、表面だけでなく果肉にまで達しています。細菌性の病気で、普通の殺菌剤は効きません。

<害虫:アブラムシ、カイガラムシなど> 
葉を巻く種類のアブラムシには特に注意が必要です。

剪定
冬期の剪定は12月から2月ですが、庭では新梢の摘心や切り詰め、間引きなど、夏場の手入れが大切です。ウメは短果枝によく結果するので、短果枝が多くつくような剪定が大事です。

【2〜3月】開花
【4月初旬】花後の剪定 •新梢を出させるための剪定
・一つの枝に葉芽を数個残すようにして、枝の2/3ほどを切る
・枝垂れ梅の剪定の場合、幹に近い上向きの枝で強剪定すると形が良くなる。下を向いた芽は掻き取ること

【5月〜6月】摘果、害虫駆除
・同じ枝に実がつき過ぎた場合は育たないので適宜実を摘んでおく。
・アブラムシが発生していたら駆除しておく(5月中にスミチオン1000倍液)。

【6月】収穫!•梅の実は新しい枝ではなく2年以上前に伸びた枝の短果枝につく。

【7月初旬】収穫後の剪定•来年の花を多くするための剪定(梅の花芽は7月下旬〜8月に作られる)。
・花芽をつける枝に日光と風通しを確保するように、不要な枝を間引く。
・枝を切り戻すのではなく、枝の根元から切ること。この時期に切り戻しを行うと、実のつかない長果枝が出て樹勢が落ちてしまう。

【12月〜1月】冬期剪定•全体の樹形を整えるための剪定。
・つぼみを見ながら、外芽の上で切る(内芽の上で切ると枝が内側にむかって伸びてしまう)。
・枝分かれして同年枝が多くでている場合、一本だけ残す。
・施肥は寒いうちに。夏には肥料切れになるようにしないと、葉ばかり茂って花が付かなくなる。

宮原福樹園より

「桜切るバカ梅切らぬバカ」という言葉があるように、梅の木は剪定をしないと、木が茂り過ぎて実がならなかったり実が付き過ぎたりします。また、日当たりや風通しが悪くなり、害虫が発生しやすくなることもあります。
基本的に、花も実も望むと上手くいかないっぽい。
花を楽しみたいなら花後の剪定をバッサリして、果実は大きくなる前に摘み取ってしまうようです。

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