桜の手入れや剪定

■特徴
サクラという名称は、野生種15種のほか、園芸品種数で300以上もあるサクラ属の総称です。
春の花木の代表で、公園、街路をはじめ個人の庭園でも植えられています。


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種類
個人の庭園に植える場合には、中木程度の樹高になる種類、カンヒザクラ系やマメザクラ系を親とする品種が適しています。ここでは、庭植えに向いている桜の種類を選んでみました。
●カンヒザクラ
濃紫紅色の花を下向きに咲かせます。自然な状態では高木になりますが、剪定してコンパクトに出来るので、庭植えにもオススメです
●カワズザクラ
濃いピンクの一重咲きです。2月ごろに開花し春の訪れを告げる木で、記念樹や、シンボルツリーとしてオススメです。
●オカメザクラ
濃いピンクの花が咲きます。ある程度高い木になりますが、横枝が張らず、細い樹形を保って伸びていくため、狭い庭にオススメです。

栽培環境
サクラは、日当たりがよいところを好みますが、強い西日の当たるところはあまり好みません。
通気性、透水性がよく、肥よくで水もちのよい土壌を好みます。強風の吹き抜ける場所は好みません。

水やり
庭植えでは、基本的に水やりは不要です。ただし、夏に乾燥が続くときは、2週間に1回程度、朝のうちに水やりをします。

肥料
植えつけるときに、植え穴の底部に元肥として化成肥料を堆肥に混合して入れ、軽く覆土しておきます。
晩秋から冬にかけて株の周囲に何か所か穴を掘り、有機質肥料と緩効性化成肥料を混合したものを寒肥として穴の中へ施します。
肥料を地表にまくと、根系が地表に上がってくるので注意します。また、樹勢によっては花後に追肥をします。

病気と害虫
<病気:てんぐ巣病> 
ソメイヨシノをはじめ、エドヒガン系のサクラに多発します。症状の現れた枝は深く切除します。使用した刃物はよく殺菌して、次の作業を行います。

<害虫:モンクロシャチホコ、コスカシバの幼虫>
モンクロシャチホコは葉を食害し、コスカシバの幼虫は幹などに入って食害します。葉を食害する昆虫は、集団が小さいうちに見つけて、捕殺します。コスカシバは、根元付近の除草を行い、幹から出ているヤニを見つけ駆除します。
春にケムシがつきますが、1月~2月に石灰硫黄合剤を散布しておくと予防できます。 春過ぎて、ケムシを見つけたら「スミチオン乳剤」や「ディプティレックス」などの殺虫剤を散布します。 ただし、「スミチオン乳剤」は、夏場の木が弱っている時期に使ってしまうと、「葉」を痛める可能性があるので注意します。

植え替え
12月から3月が適期で、事前に腐葉土などの有機物をよく混ぜた元肥を入れてから植えつけます。

剪定
適期は12月から3月上旬です。成長期に強い剪定をすると長期間開花しなくなるので注意します。太枝を切ることがないように小さい時から樹形を整えるようにします。やむを得ず太枝を切ったときは、防腐処理剤などで切り口を処理しておきます。
<季節・日常の手入れ ポイント>
●枝抜き

  1. サクラの基本的な剪定方法は「枝抜き」で、作業の適期は落葉期の12月~2月です。

  2. 太枝は切り口の表面積が大きく、そこから雑菌が入って最悪の場合、枯れる原因になるので、剪定作業は枝が細い内に行うようにします。

  3. 重なり合っている枝や枯れた枝はいずれかを枝分かれしている付け根から切り落としましょう。枝が均一に配置されることで、まんべんなく樹全体に日が当たり、風通しもよくなります。

  4. サクラは枝同士がふれあうと、その枝の伸びや芽吹きが抑える性質があります。それが木の色々なところで起こると樹形が大きく変わっていきます。

  5. 全体の樹形をキープするためにも重なり合った枝を抜くことは大切です。ただし、上記のような必要がなければ剪定はしなくてもかまいません。むしろ、サクラはあまり枝をいじらない方がよいとされます。



●太い枝を切る場合
サクラは太い枝を切ると切り口から雑菌が入りやすいので、大がかりな剪定は通常避けた方がよいです。やらざるえない場合は、

  1. 切り口が幹にたいして垂直になるように切り落とす…菌を媒介する水がたまらないように

  2. 枝分かれしている付け根の部分で切る

  3. 中央の長く伸びた枝を切る
    枝の大半に花芽がないとしても、付け根に近いところにあれば、躊躇せずそこまで切り戻します。側枝も花芽のあるところまで切り詰めます。

  4. 切り口には癒合剤などをしっかりと塗る…傷口を菌から守るカサブタ


などに注意して行います。

宮原福樹園より

手入れのいらない木!地植えの場合は水やり・施肥など特に必要ありません。ただし、病虫害には特に注意が必要です。

販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。

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