柿の手入れや剪定

■特徴

  1. カキは比較的育てやすく、家庭果樹として最も見かける果樹の一つです。

  2. ヘタムシや落葉病には注意が必要です。

  3. カキは枝先に花芽ができるため、枝先を切り詰めると結実しにくいので、剪定にも注意が必要です。

  4. カキには、<甘ガキ>と<渋ガキ>があります。
    さらに甘ガキには「完全甘ガキ」と、「不完全甘ガキ」があり、「完全甘ガキ」はタネの有無にかかわらず甘いですが、「不完全甘ガキ」は種が出来たときだけ、種のまわりの渋が抜けて甘くなります。(基本、渋いです)。

  5. 不完全甘ガキにタネを入れるには、‘禅寺丸’や‘筆柿’など雄花のつく品種をそばに植えるか、枝の一部に雄花のつく品種をつぎ木などの対策が必要です。


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柿の実

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柿の花

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樹形
種類
●富有(ふゆう)
日本で最も栽培の多い甘ガキ。生理落下が多いが、品質は優れる。
熟期は、11月中旬。「松本早生富有」などの早生系品種がある。
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●太秋(たいしゅう)
これまでの柿にないサクッとした歯触りで、人気の新しい甘ガキ。熟期は、
11月上旬。
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●早生次郎(わせじろう)
「富有」についで栽培の多い甘ガキ肉質は緻密で、甘みが強い。熟期は、
11月上旬。「前川次郎」などの早生系品種がある。
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栽培環境
日光を好むので、日当たり良好な場所を選びましょう。

水やり
庭植えの場合は、夏にひどい日照りが続くような場合は水やりが必要になります。

肥料
元肥を庭植えは12月~1月に、追肥を、7月、10月に施します。庭植えでは、元肥、追肥とも化成肥料を用いますが、化学肥料は最小限度に抑えて、できるだけ堆肥などの有機物を施すことが大切です。家庭で出る草や生ゴミなどを有効に利用しましょう。

病気と害虫
<病気:落葉病など> 
落葉病は、葉に黒い斑点ができて秋口から落葉し、ひどい場合は葉がほとんど
落ちてしまいます。早く葉を失うので、樹勢が弱り、なった果実もおいしくあり
ません。落ち葉の処理と殺菌剤による防除を行います。
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<害虫:ヘタムシなど> 
ヘタムシはカキミガの幼虫で、へたから果実に食い入り、落果させます。6月と
8月の2回発生しますが、特に8月の防除が大切です。
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植え替え
植え替え適期は11月~3月です。根詰まりを防ぎ、通気をよくするのが目的で生育具合にもよりますが、通常2~3年に1回は必要です。

剪定
庭に果樹を植えて収穫を楽しむには、まず庭に合った大きさに果樹を維持する事が大切です。
柿は生長が早く、日差しを求めて枝が上へ上へと伸びていきます。
果樹は枝を横向きになるように仕立てると、実の付き方が良くなると言われています。また作業もしやすくなります。

<冬剪定>
●9月~11月下旬に収穫時期を迎えます。そのため剪定は12月~3月にかけて行います。不要な枝を切り取り、幹の方まで日を入れるように切り戻しと透かし剪定を行ないます。
●柿は樹高が高くなりますので、実を取りやすいように小ぶりに剪定します。 「花芽」がつくのは、昨年伸びた枝のうち、中くらい長さの枝です。
●夏の実のなる前に「花芽」を落とし、小さい実をもぎとるなどして、 実の数を調整すると、毎年同じように実がつきます。 ただし、実のなった枝には次の年に実はなりません。
●昔から「柿は、枝ごと折れ」とよく言われます。 収穫時に剪定もかねてしまおうということです。

宮原福樹園より

「桃栗3年柿8年」といわれるように、成長が遅い木ですので、 若木のうちは日当たりの悪い部分だけを間引くようにしましょう。

販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。

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