オオデマリの手入れや剪定

■花言葉:「私は誓います」「華やかな恋」
「華やかな恋」は、花つきのよい豪華な純白の花のうっとりする美しさをたとえたのでしょう。

■特徴
オオデマリは初夏の青い空を背景に、真っ白なボール状の花を咲かせる落葉低木です。オオデマリはヤブデマリの花(ガク咲き)が、すべて装飾花(手まり咲き)になったものです。
 ヤブデマリは日本の本州以南から九州、また台湾から中国大陸に分布します。花序はガクアジサイに似て、中心部に小さな両性花(雌しべと雄しべをもち、普通結実する)があり、花弁が変化した白色の装飾花が縁取りのように取り囲みます。花後すぐに赤い果実がなり始め、熟すにしたがって黒く変化します。オオデマリは両性花がないため、結実しません。
花だけではなく、水平に出る枝で形づくられる整然とした樹姿も美しいものです。また、葉は秋に美しく紅葉します。
種類
●カームズピンク
ピンク色の装飾花が特徴。
image008

●ロサケ
新芽は茶色で、のちに濃い緑色に変化する。装飾花は、白とピンクが混ざった色。
image010

●ピンクビューティー(ヤブテマリ)
野生種よりも葉が小型咲き進むにつれて、装飾花が白から紅ピンク色に変化する。
image012

栽培環境
成長が早く、枝を横に広く張り出すので、鉢植え向きではなく庭植え向きです。
日当たりと水はけのよい、腐植質に富んだ場所に植えつけます。ヤブデマリは林縁などに自生しているので、オオデマリも夏に極端に乾燥しないような場所を選びましょう。

水やり
庭植えで育てるので、特に必要ありませんが、極端な土壌の乾燥には弱いので、夏に晴天の日が続く場合は、朝または夕方に与えます。

肥料
花後の5月下旬から6月にお礼肥として緩効性化成肥料を、落葉後の11月から12月に緩効性化成肥料や固形の油かすを、それぞれ施します。

病気と害虫
<病気:褐斑病、うどんこ病> 
大きな被害を及ぼす病気はほとんどありません。葉に褐色の斑点が出る褐斑病は初秋に殺菌剤を散布します。うどんこ病は風通しが悪いと春から秋まで発生します。白い粒状のカビが葉につきます。
image014
うどんこ病
                                
<害虫:カイガラムシ、サンゴジュハムシ> 
カイガラムシは風通しが悪いと発生します。サンゴジュハムシは葉を食害します。幼虫を捕殺し、展葉後に殺虫剤を散布してください。
image017
カイガラムシ

image018
サンゴジュハムシ


植え替え
厳寒期を除いた落葉期が適期です。11月から12月、または2月下旬から3月上旬に行います。根鉢より一回り大きな植え穴を掘り、植え土に等量の腐葉土を混ぜて植えつけます。横枝が張っていて安定が悪い場合は、ぐらつかないように支柱をしてください。

剪定
<剪定方法>
1、枯れた枝やからまって混み合っている部分の枝を整理します。
2、古くなった枝は勢いが衰え花も小ぶりになるので三年生くらいの枝は切り落として新たに伸びてくる若い枝に世代交代させます。
3、枝を切る際は枝分かれしている分かれ目の部分や 付け根から切り取り、できるだけ自然に近い樹形に仕立てます。
<樹形を整える切り戻し方法>
全体の樹形を整える場合は、直立して高く伸びる枝をどの部分で切るかで決まります。大きく育てたければ切らずにそのまま、枝数を増やして横にボリュームを持たせたければ途中で切り戻し、大きくしたくない場合は付け根から切り取ります。

1、冬はすでに花芽が枝の節にできているので、短い枝の先端を切らないように気を付けましょう。花芽は葉芽に比べると大きくふくらんだ形をしているので見分けが付くと思います。
2、花後に樹形を整える程度の軽い剪定を行います。
オオデマリの花

オオデマリの花

オオデマリの葉

オオデマリの葉

オオデマリの樹形

オオデマリの樹形

宮原福樹園より

スペースに余裕があれば枝は切らずに放任して育てた方が花付きもよいです。
害虫被害も少なく、丈夫な木なので、オススメしやすい植木です。花が咲くと綺麗なので、花を楽しむ木でもありますね。
お悩みの方は、是非参考にしてみて下さい。

ご依頼はこちらから⇒http://www.gardening-koubou.com/contact
その他の樹木の手入れはこちら

見積無料