サザンカの手入れや剪定

■花言葉(サザンカ):「謙譲」「ひたむきな愛」「愛嬌」「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」
■特徴

  1. 12月頃が開花の最盛期である、まさに冬の花です。

  2. ツバキによく似ていますが、花は、バラバラに落ちる・冬咲きのものが多いといった違いがあります。

  3. 葉っぱは、椿の方は毛がありませんが、山茶花は葉柄に毛が生えます。また、山茶花は子房の方にも細かい毛が生えます。このような違いを見つけると、すぐに見分けられます。


※写真はクリックすると大きくなります。
大きくなるとサザンカやツバキも暴風林としての役目があります。 しかし大きくなり厚みが出てくると、風通しが悪くなります。するとそこに虫が発生してきます。 チャドクガです。やっかいな虫なのでご注意を。

サザンカは花びらが個々に散り、ツバキは額から落ちます。 咲いてる花が少ない季節に、和風のイメージたっぷりの花を咲かせます。 どちらも種類が多く、ワビスケなど茶花として愛用されている品種もあります。

サザンカとツバキは同じ属ですので、剪定方法も同じようなところが多いです。
刈り込みにも良く耐えますので、スペースに合わせて、お好みの樹形や生垣などに仕立てることが出来ます。

刈り込み時期
「花芽」はその年に伸びた枝の先につきますので、刈り込むのを7月以降にしてしまうと、 花が咲かなくなります。花が散ったあとに刈り込みましょう。

切り戻し方
「葉」の付け根にはさみを入れて、切り戻します。 秋ごろに徒長枝を切る場合は、枝わかれした付近で切り戻します。

乾燥対策
サザンカとツバキは両方とも乾燥が苦手です。 特にサザンカだと夏、ツバキだと冬の乾燥には気をつけましょう。 乾燥を防ぐ方法として、木の根元に「落ち葉」をかぶせて敷き詰めます。 「落ち葉」は養分としての役割ももっています。

特徴
サザンカとツバキは両方とも乾燥が苦手です。 特にサザンカだと夏、ツバキだと冬の乾燥には気をつけましょう。 乾燥を防ぐ方法として、木の根元に「落ち葉」をかぶせて敷き詰めます。 「落ち葉」は養分としての役割ももっています。

種類
野生のものは淡いピンクを交えた白い花ですが、庭などに植えてある園芸品種ものは赤や白やピンクなど、様々な色の花を咲かせます。
花は一重のものが多く、ツバキに比べると控えめな感じです。ただ、種類は負けず劣らず多く、豪華な八重もあります。葉はやや厚くて、葉縁にはギザギザがあります。照りの強い小さい葉が密につくので、生垣にも多用されています。
image010
秋月

image011
あずまボタン

image012
笑顔紅


image016
発心桜

image017
富士の輝き

image018
花風紀

環境
1、鉢植え、庭植えともに日当たりのよい場所から日陰まで成長します。
2、西日の当たらない場所、日陰ではなるべく明るい場所を選びましょう。
3、冬に-5℃以下になるようであれば、防寒します。ツバキよりは耐寒性が弱いので、冬の乾いた寒風が当たらないようにします。

水やり
1. 鉢植えや、庭植えでも植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。
2. 特に開花期の株は、花弁を広げるために水を必要とするのでたっぷりと与えましょう。
3. 庭植えで植えつけてから2年以上たつ株は水やりの必要はありませんが、雨が少なく土の表面が乾くようなときはたっぷり与えます。

肥料
1、 庭植えは2月に有機質肥料(油かすなど)を寒肥として株元の周辺に埋めておきます。
2、 土のアルカリ性が原因で葉が黄色くなり生育が悪くなった株は、生理的酸性肥料(硫酸アンモニウムなど)を施すと、肥料成分が吸収されたあとに酸性の成分が土に残るため、土が酸性寄りになり、樹勢の回復も期待できます。


病気と害虫
<病気:花腐菌核病、すす病>
●花腐菌核病は、花弁に茶褐色の斑紋が現れます。開花時期に雨が多いと被害が広がります。水やりのときも、花弁に水がかからないよう注意します。病気にかかった花は、地面に落ちて翌年の病気の発生源となるので早めに処分します。
image020
花腐菌核病

●すす病は、カイガラムシなどの排せつ物が堆積した葉や枝に黒いす
す状のカビが発生するもので、光合成を妨げます。
image022
すす病

<害虫:チャドクガ、カイガラムシ類> 
●チャドクガは幼虫が葉を食害するほか、毛が皮膚に触れると強いかゆみを伴う発疹が現れるため注意したい害虫です。幼虫の主な発生時期は5~6月と8~9月の年2回です。とても危険な害虫です。
image025

image026


※チャドクガの簡単な取り除き方
1、 葉裏につく卵のうちに葉ごと切り取って処分するのが一番です
2、 これを逃した場合は、卵からかえってしばらくは集団で葉を食害するため、早く発見して集団でいるうちに捕殺するか、または殺虫剤を散布するのが効果的です。
3、 幼虫を捕殺する際は、手袋はもちろん皮膚の露出を抑え枝ごと処分します。毛が1本でも衣服内に入ると広範囲に発疹が広がります。
4、 脱皮した抜け殻や死骸に触れても同様なので注意が必要です。

●カイガラムシ類は、樹液を吸うため樹勢を損ねます。成虫は薬剤が効きにくいのですが、足が退化して移動できないので、見つけたら竹べらなど樹皮を傷めないものでかき落とします。主に5~6月頃に幼虫が発生し、移動して広がります。幼虫は移動できますが、この時期であれば接触毒性の薬剤を散布するのが有効です。
image030

image032

image031


◎幼虫の主な発生時期は5~6月と8~9月の年2回です。必ず消毒が必要です。
消毒散布の写真  春と初秋が適期です。 ご依頼はこちらから⇒innfo@ga-deninng-koubou.com


サザンカの植えつけポイント
1、最適期は春の3~4月、秋ならば9月~10月です。
庭植えの場合、有機質肥料(油かすなど)か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。弱酸性の土でよく育ちます。
2、アルカリ性の土では肥料が吸収されにくいため、葉が黄色くなり生育が悪くなります。
そこで、建物や塀の基礎、コンクリートブロックなどの影響で土がアルカリ性になるような場所は避けましょう
3、水はけがよく有機物を多く混ぜた土で盛り土をして高植えにします。

サザンカの剪定

  1. 通常の剪定3月から4月に行います。ツバキより枝が密生するのでこの時期なら刈り込みもできます。
    開花前や開花中の株は花が咲き終わるのを待ってからでもかまいません。花芽は春に前年枝から伸び始めた新梢の先に6月ごろつくられます。

  2. 樹形維持の剪定(強い剪定)
    ●樹形維持のために株全体の枝を短く切り戻す強剪定は花後すぐに行っても花が咲かなくなります。
    ●数年に1回行う程度にとどめ、通常は枝の間引きと弱い切り戻しが基本です。
    ●花芽がふくらむ9月ごろに残したい花芽を確認して、不要な枝を切り戻すこともできます。

サザンカの花

サザンカの花

サザンカの生垣

サザンカの生垣

サザンカ

サザンカ

宮原福樹園より

チャドクガに注意!チャドクガというケムシに悩まされます。 だいたい5月ごろと8月ごろに発生します。 対策としては、1月ごろ~2月ごろに「石灰硫黄合剤」を散布しておき、 5月ごろには「スミチオン乳剤」をまいておくと効果があります。 また風通しをよくすることも大事です。

サザンカのお手入れはツバキとほぼ同じですが、ツバキより寒さに弱く、刈り込みに強い所が違う点でしょうか。庭木としても耐陰性があり、花つきは悪いですが日陰でも育つので場所を気にしなくていいのもオススメのポイントです。ただ、害虫の食害を受けやすいので、年の為、植栽場所は人の通行が頻繁でない場所を選んだ方がよいでしょう。

ご依頼はこちらから⇒http://www.gardening-koubou.com/contact
その他の樹木の手入れはこちら

見積無料