マツ(松)の手入れや剪定

■花言葉:「同情」「不老長寿」「永遠の若さ」「勇敢」
古くから長寿を表す縁起の良い木と知られています。代表的なものにアカマツ、クロマツがあります。
■特徴

  1. 日本のお庭では、アカマツ、ゴヨウマツ、クロマツ、がよく見られる。

  2. マツの仲間は葉が1年から5年間枝に残ると言われ、庭木としての樹形を美しく維持するためには、古い葉の「もみあげ」や「ミドリ摘み」といった技術と知識を要する手入れが必要であり、主木としての付加価値を高める条件といえる。


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マツ(松)の手入れ

夏場、松の芽摘みはここから切ります。

マツ(松)の手入れ
松は剪定が難しいと言うイメージがありますが、6月・7月は芽切り、11月から3月は揉み上げ剪定と時期を選べば、大丈夫です。

「ミドリ詰み」とは!?
マツのミドリ摘みとは、松の新芽が柔らかい内に手で摘み取る作業ですが、九州や四国などでは、夏の松の手入れは「芽つぶし」という方法で、新芽を鋏で根本から全て切って、後から出てくる2番目芽で枝を揃えます。
決して、芽を途中で切ったりはしません。大体、庭木の手入れの教科書は関東あたりを基準に解説していますので、手入れの時期や方法にずれがあります。

不要な枝を整理!
剪定を怠っていると、枝が生い茂って、日光が下枝まで届かずに枯れてしまいます。 古くなり枯れた枝やからんでいる枝は、枝元から切り、枝ぶりを整えます。

種類
●アカマツ
文字通り樹皮が赤いのでこの名が付いている。クロマツとよく似ているが、葉がやや細く柔らかく、手で触れてもクロマツほど痛くない。そのためクロマツが「雄松」と呼ばれることに対比して、「雌松」と呼ばれることもある。
明るい場所を好む陽樹であり、不毛な土地にも耐えることができる。
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●ゴヨウマツ
ゴヨウマツは樹形が端正で、乾燥に強いため、日本各地で人気を集めています。
ゴヨウマツは樹高25~30m、樹皮は黒灰色です。移植にも強いため、植木や盆栽に多く用いられています。また、徒長枝を伸ばすことが少ないので、狭い場所に植えて観賞することができます。
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●クロマツ
潮風に強く沿岸地方に生える、針葉樹の常緑高木です。樹皮は灰黒色で、高さは25m~30mになります。アカマツよりも葉は長くて太く、質もかためです。
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栽培環境
代表的な陽樹で、日なたを好みます。水はけのよい場所であれば土質は特に選びません。根は過剰な水分を嫌うため、盛り土をして植えるのが基本です。

水やり
植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水をやります。庭植えで、植えつけて2年以上たつ株は、特に水やりの必要はありません。

肥料
庭植えは、1月ごろ寒肥(元肥)として株元の周辺に埋めておきます。

病気と害虫
<病気:すす病>
カイガラムシやアブラムシの排泄物が堆積しそれにカビが発生したものです。枝葉が黒くすすに覆われたようになり、見た目が悪いだけでなく光合成も妨げます。カイガラムシやアブラムシを防除すれば発生は見られなくなります。
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<害虫:マツノマダラカミキリ、カイガラムシ、アブラムシ、マツカレハ、マツヤドリハダニ>
マツノマダラカミキリ:マツノザイセンチュウを媒介することでマツを枯らします。
幹内に侵入し、増殖することにより樹液(松脂)の流れをせき止め、2~4か月で葉が茶色く枯れ始めます。
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カイガラムシ:樹液を吸うため樹勢が弱ります。幼虫が発生し移動して広がるときは、まだ体がロウ質に覆われていないため、薬剤の散布が有効です。
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アブラムシ類:数種が発生します。冬前に剪定して古い葉を落とし、風通しをよくすることで寒さに当て、樹上で越冬できないようにします。
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マツカレハ:樹皮のすき間や落ち葉の下で越冬した幼虫が、春に木に上がり葉を食害します。11月ごろまで葉を食べて越冬のために木を下ります。
この時期に地上1mの高さで幹にこもを巻くと、ここを越冬場所とするので、2月に取り外しこもごと処分します。
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マツヤドリハダニ:ハダニは高温乾燥の環境でよく発生するため、建物の際など雨の当たりにくい枝によく発生が見られます。予防策としては古い葉を取り除き、適度に風雨にさらすことが必要です。薬剤散布には殺ダニ剤を使用します。また、繁殖力が強く薬剤抵抗性がつきや
すいので、2種類以上の薬剤を順番に使用します。
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植え替え
剪定を怠っていると、枝が生い茂って、日光が下枝まで届かずに枯れてしまいます。 古くなり枯れた枝やからんでいる枝は、枝元から切り、枝ぶりを整えます。

剪定
クロマツは5月から6月に、ミドリ(伸び始めた新芽)を間引き、切り戻す「ミドリ摘み」をします。
また、10月から翌年3月上旬に古い葉と多すぎる新しい葉をむしり取る「もみあげ作業」をします。このとき、混み合った枝の整理も行い、下枝にも日が当たるようにします。アカマツは葉のないところからの芽吹きが弱いので、ミドリ摘み、もみあげ作業ともクロマツより弱めに行います。

マツのミドリ摘みは、松の新芽が柔らかい内に手で摘み取る作業ですが、九州や四国などでは、夏の松の手入れは「芽つぶし」という方法で、新芽を鋏で根本から全て切って、後から出てくる2番目芽で枝を揃えます。
決して、芽を途中で切ったりはしません。大体、庭木の手入れの教科書は関東あたりを基準に解説していますので、手入れの時期や方法にずれがあります。

もみあげ作業の方法
茶色くなった葉は手で揉むようにしておとします。そのままにしておくと、見ためも悪いですし、風通しが悪く、害虫被害の原因になります。
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古葉は枯れて自然に落ちますが、若い松や、勢いのよい木にはいつまでもしっかり付いています。その葉を取ると、スッキリとした枝になります。
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11月~12月頃に「もみあげ」と必要に応じて透かし剪定をおこないます。葉を透かし、枝や幹を美しく見せるために、「もみあげ」と透かし剪定は大切な作業となります。
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宮原福樹園より

剪定を怠っていると、枝が生い茂って、日光が下枝まで届かずに枯れてしまいます。 古くなり枯れた枝やからんでいる枝は、枝元から切り、枝ぶりを整えます。
また、肥料は少なめに! 肥料が足らないと、葉の緑色が薄く元気のない色になります。 緩効性の肥料や寒肥などを与えます。 肥料が多い場合は松の下のほうから葉枯れが起きます。
ご依頼はこちらから⇒http://www.gardening-koubou.com/contact
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