ウメ(梅)の手入れや剪定方法

■特徴


  1. 松竹梅の一つである「おめでたい」とされる花木です。

  2. 花ウメの観賞対象は花のほかに香りや、幹の形や枝ぶりです。

  3. 花を咲かせる「花ウメ」と食品加工用に向く実をつける「実ウメ」に分け、目的の違いにより剪定方法や肥培管理など栽培方法が異なります。

  4. 寿命の長い樹木なので、年月をかけて樹形をつくるのも楽しみの一つです。

ウメ(梅)の手入れ

剪定前

ウメ(梅)の手入れ

剪定後

ウメ(梅)の手入れ

剪定前

ウメ(梅)の手入れ

剪定後

種類
●紅千鳥(べにちどり)
紅梅性の紅色の中輪一重咲き。花弁の内側に雄蕊(おしべ)が変化した旗弁がある。この旗弁を千鳥にたとえたのが品種名の由来です。
●緑萼(りょくがく)
野梅系。青軸性の白花で、中輪八重の早咲き。青軸性のウメは冬でも1年目の枝が赤く色づかず緑色のままで、緑萼は、萼も緑色のまま。
●冬至(とうじ)
野梅系。野梅性の白花で中輪一重の極早咲き。開花期が12月中旬~2月中旬と早く、冬至の頃に咲くのが品種名の由来。
●八重寒紅(やえかんこう)
野梅系。野梅性の桃色で中輪八重の極早咲き。開花期が早い為、正月用の花材としても知られている。
●楊貴妃
豊後系。豊後性の淡紅色で大輪八重咲き。遅咲き。
●白滝枝垂れ
枝垂れ系野梅性の白花で中輪八重咲きの枝垂れ品種。やや早咲き。


栽培環境
日当たりがよい場所を選びます。水はけのよい肥沃な土でよく育ちます。

水やり
植えつけてから2年未満の株は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。庭植えで植えつけて2年以上たつ株は水やりの必要はありませんが、夏に雨が少ないときは土の乾燥がひどくならないうちにたっぷり与えます。

肥料
庭植えは、12月から1月に有機質肥料を寒肥として株元の周辺に埋めておきます。


病気と害虫
<病気:うどんこ病> 
春と秋の涼しい気候の時期に多く発生し、葉が白いうどん粉(小麦粉)をまぶしたようになります。枝の混みすぎなどで風通しが悪いことも発生要因となります。

<害虫:アブラムシ、オビカレハの幼虫、コスカシバ> 
アブラムシは、開花後の芽吹きの時期に発生します。吸汁害を受けると、葉の萎縮などの原因になるので注意します。
オビカレハの幼虫は「ウメケムシ」とも呼ばれ、よく発生します。落葉期の冬に、枝にリング状に産みつけられた卵塊を見つけて取り除きます。卵を見逃して幼虫が発生したら、糸で覆った巣で集団生活している若齢幼虫のうちに巣ごと取り除いて処分します。大きくなると食害する量もふえ、樹上で分散するので捕殺しにくくなります。
コスカシバの産卵時期は5月から10月ごろまでと長く、ふ化した幼虫が幹や枝の樹皮下に侵入して冬を越し、3月ごろから食害を再開して、木を枯らすこともあります。虫のふんやヤニが出ていれば、幼虫が侵入している証拠です。

植え替え
適期は落葉期の12月から3月上旬の芽吹き前までです。ただし、厳寒期の作業は避け、開花期と重なる場合は花が咲き終わってから行います。植え替えのときに、植え穴または鉢土の底に有機質肥料か緩効性化成肥料を元肥として入れておきます。

剪定

  1. 6月から7月に徒長枝を切り戻し、混み合った不要な枝を間引きます。

  2. 7月から8月は花芽ができ始める時期です。ウメの場合、この時期に充実して伸びの止まった枝(徒長枝を除く)の枝先から枝元付近まで多くの葉のつけ根の芽が花芽になります。このため、枝先を多少切り戻して樹形を整えても、枝に残った花芽が開花します。

  3. 開花時に整った樹形で開花させるためには11月から開花までの落葉期に樹形を乱す枝の切り戻しを行います。なお、太い枝を切って新たな枝を芽吹かせる仕立て直しは、2月下旬から3月中旬が適期です。

宮原福樹園より

開花時期は、 1/20 ~ 4/ 5頃と様々です。桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくりなので、楽しめる植木ですね。

販売、植込み、剪定、消毒も行いますので、お気軽にご相談下さい。


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